椎間板ヘルニア
これは腰痛の王様というか、腰痛と聞いてまず思い浮かべる事の多い症状です。椎間板は椎骨の間の部位ですが、ジェル状の組織を内側に持っています。
この内側のジェル組織が外に出てしまった状態がヘルニアです。髄核と呼ばれるこの組織が外に飛び出ると、神経を圧迫して痛みを引き起こします。
ヘルニアになってしまったら、確実に医師に診てもらって治療しましょう。家庭だけの対応で治すのは難しいでしょう。
変形性脊椎症
変形性脊椎症とは、椎間板が主に加齢によって薄くなってしまった結果、椎骨から骨棘というとげのような骨が出て来て、この出っ張りが神経などに当たって痛みを引き起こすのです。
医師に診てもらうのはもちろんですが、家庭での治療は温める事がよいとされています。お風呂などで腰を温めるというのが家庭で出来る対策でしょうか。
医師の指示があればコルセットをつけるのもいいでしょう。変形性脊椎症の場合は安静にしていた方がいいので、運動不足になりがちなので、筋肉が衰えないような工夫が必要になるでしょう。
脊椎分離症(すべり症)
脊椎分離症は骨折によって腰椎が前後に分離してしまった状態をさします。すべり症はその椎骨が前にすべってしまう状態のことで、どちらも腰痛の原因となります。
これらの症状は運動をしている人に多くみられるようで、割と発症しやすいようなので注意が必要です。
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